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番人・総士と遭難者・一騎の話?
そんなのをふと書きたくなった。
でも私の中ではよくある系統の話な気がするけど……、ネタはストックしておくに越したことはない。
最近物忘れが激しいからなぁ……。
そんなのをふと書きたくなった。
でも私の中ではよくある系統の話な気がするけど……、ネタはストックしておくに越したことはない。
最近物忘れが激しいからなぁ……。
働いていた貿易船が難破して、一騎は海に放り出され、命からがら浜に打ち上げられます。
時間は夜、意識も朦朧としている一騎に、彼を発見した総士は「君は密猟者か?」と尋ねる。
一騎が打ち上げられたのは竜宮島。
その頃竜宮島はちょうど花の季節を迎えていた。
島が解禁になる前に、こっそり島に忍び込んで花を盗み出そうとする不届きものが時折出るので、総士は夜の浜を見回っていたのである。
国に帰りたいと嘆く一騎に、ここから外界に船は出ていないという。
がっかりする一騎。
総士は一騎に、これから島に来る人間たちの船に乗せてもらえばいいと提案するのだった。
特殊設定なので、詳しい説明をするなら、花とは神通力を備え、人の願いを叶える力を持つ仙女たちのこと。
彼女たちは樹から生まれ、竜宮島の生気に満ちた大気と水を喰らい、老いることのない存在である。
彼女たちは気に入った人間の願いを一つだけ叶えてくれるが、願いを叶えた途端、彼女たちは仙女としての力や不老長寿を失ってしまう。
なので彼女たちは願いを叶える相手を選ぶのには非常に慎重である。
人間たちがどんなに仙女の機嫌を取ろうと、絶対願いは叶えないという立場を貫く者、またそれを失ってもいいような相手を見つけ願いを叶えることに憧れる者など、同じ仙女の中でも立場は様々。
恐らくどんなに口説かれてもなびかず、仙女としてのプライドに拘るのが咲良。
恋に憧れるのが真矢と翔子、かな。
年に一度、もっとも彼女たちの力が高まる頃に、島は人間たちを受け入れる。
そうして怪しい奴らが島にやって来るわけである。
死んだ恋人を生き返らせたいという甲洋。
ギャンブルで借金を作り、一攫千金を夢見て島へやって来た剣司。
はたまたどこぞの国の王子様である衛。
溝口さんを出すんなら、難破した一騎の乗ってた船の船長で、実は密猟者?みたいな役になるのか。
頼んだところ、鷹揚な衛がすぐに受け入れてくれたので、一騎は帰りの心配をする必要はなくなった。
しかし花の季節が終わるまで、彼らが島を出ることはない。
もともと遭難者であり、偶然この島に辿り着いた一騎には欲というものがなく、結果として花に好かれることになった。
特に以前密猟者に捕まり、生気の薄い島外へ持ち出され、力が弱っているという翔子は、この島へやってくるような男たちに対して不信感がある。
そのためイレギュラー的な一騎は彼女に好かれることになる。
しかし翔子が死んだ恋人に似ているということで、甲洋との間で刃傷沙汰が起きたり……。
あと花は基本的に女で、男たちを誘惑するために芳香を出すという特性があって、それは花の季節の夜に最も強くなり、人を誘う。
一騎に思いを寄せる真矢は、無意識にその香りを発し、一騎が思わず夢遊病のように誘い出されてしまったりとか。
いろいろ事件が起こるわけですよ。
もちろんそんな一騎を助けてくれたのは総士ですが、一騎はこの島の恐ろしい秘密を総士からに知らされることになる。
仙女たちは島の大気などから生気を吸って生きているけれど、その対象は本来何だっていい訳で、島に長くいると人間は生気を吸われて死んでしまうという。
島の見えないところに骸の山があったりね。
島の花たちに好意を寄せられる一騎は、特に狙われているというか……。
むこうも必死にアピールしようと一生懸命しゃべってたりして、花が興奮したり、盛り上がったりすると、周りの生気が消費されるわけですよ。
そうすると話し相手である一騎はものすごく消耗してしまうという……。
だから早く島を出ろ。
総士にそう警告されてしまうわけです。
ここまで書いて何が一総なのと訊かれても困りますが、長くなったので次に機会があればまたこそっと書いておきます……。
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