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番人・総士と遭難者・一騎。
前回ネタ帳に書いたやつの続き。
とりあえず花盗人以外には優しい総士を目指します。
前回ネタ帳に書いたやつの続き。
とりあえず花盗人以外には優しい総士を目指します。
毎年決まったシーズンになると、人間が押し寄せてくる竜宮島ですが、今年は例年の比ではないくらい多くの人間が訪れています。
島の外には高波、大渦、それ以外にもトラップがあったりするので、そう容易には辿り着けないんですけどね。
その原因というのが、センチュリープランツ。
100年に一度しか咲かない、強力な力を持った花が目覚めるからというもの。
その100年に一度しか咲かない花が皆城乙姫、総士の妹なのです。
それを聞いた一騎は疑問に思って尋ねます。
「花が妹って、それじゃあ総士も花なのか?」と。
花は基本的に女ですが、総士は男。
願いを叶えるような力もないので、普段は仙女たちの面倒を見て過ごしているのです。
島の木々は人間の強い欲望(生気)を糧に、実を付けるので、花を勝手に持ち出されたりすれば困るものの、人間は島にとって必要な存在。
そんなわけで総士は、密猟者以外には普通に優しいです。
ちなみに、花は情事の最中にいい香りがするのだといいます。
別に事の最中だけじゃなくて、感情が昂ぶると仙女は花の香りを強く分泌するのですが、そのため好事家たちの間で高値で取引されているという。
願いを叶え終わった後の仙女たちは、ただの人間と変わりありませんが、本性が植物なので、気が昂ぶるとやはり甘ったるい香りを放出します。
仙女は願いを叶え終わった後は、その相手とともに竜宮島を出て行くことになる。
その相手と相思相愛ならいいのですが、そうでない場合売られてしまうことも珍しくはありません。
仙女たちが願いを叶える相手に拘るのはそこにも原因があります。
そんなわけで花を売り飛ばして一攫千金を狙った溝口さん。
実は一騎が迷い込む原因となった貿易船の難破は、島に潜入するために仕組まれたことだったんですね。
一騎はそのことにショックを受けますが、花たちを守るために溝口さんと戦います。
それで捕らえられた溝口さんは、総士の手によって樹の根元に放り出されることに。
竜宮島では居住区とそれ以外が完全に分離されています。
それは仙女たち以上に、樹が人間の生気を吸い尽くしてしまうから。
だから金儲けのために、仙女を産む樹を持ち出そうとしてもできないんですよ。
逆に生気を吸われて屍になってしまう。
溝口さんの末路に一騎はそこまでする必要はあるのかと、総士を問い質しますが、花盗人に容赦がない総士は聞く耳を持ちません。
でも島に来た直後に世話を焼いてくれたのは総士だし、花に生気を吸われそうになったところを助けてもらったり、このままだと一騎の身が危険だから島を出て行けと忠告してくれたり。
そんな総士のことを、一騎は嫌いになりきれないんですよね。
願いを叶える力がなくても、総士がいいんだ。
っていうのはよくある論理ですが、ラストがこれだとマンネリ化しそう。
乙姫の存在を結局どうするかも決めてないし。
島にやってくるのは男ばかりで、しかも極上の女が島にはごろごろしてるから誰も口説いたことがなかったけど、実は総士にも力があった、とかはどうでしょう?
じゃあ叶えるべき一騎の願いは何なのかっていう話になるんですけどね。
願いを叶えれば、必然的に総士がくっついてくるわけですから、総士と一緒にいる、以外の願いが必要になってくる。
その辺が上手くまとめられずに迷っています。
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